5月の会長ご挨拶
大空に鯉のぼりが悠々と舞う季節となりました。
新入社員もスーツがなんとなく似合うようになって、風薫る5月です。
さて、4月の26日、協会会館の竣工式典が行われました。
大阪天満宮の宮司さんによる祝詞が粛々と行われ、上方落語協会の最高顧問、桂春団冶師匠の玉串奉てんに続いて、私も協会の会長として、玉串を上げさせて頂いたのです。
念願の、文化勲章受章者、安藤忠雄先生の設計による協会会館が、見事に完成いたしました。
繁昌亭が古典落語とすれば、協会会館は未来につながる創作落語と言えるでしょう。
上方落語協会は、全く趣の違う建物を所有したことになります。
春団冶師匠の挨拶で、「六代目松鶴さんも文枝さんも生きていれば、きっと喜んだに違いありません…」と、亡き師匠方のことに触れた時、目頭が熱くなりました。
そして午後には、上方落語協会の文化勲章受章者の桂米朝師匠がお越しになり、熱心に3階まで見て頂きました。
帰りの時間になっても、「ここは楽しい、ここにもっといたい…」とまで言って頂きました。
私は、この協会会館を「修練と憩いの場」として、協会員に利用して頂きたいと思っています。
みごとな安藤先生の太陽の光を充分に取り込んだ設計、一流の芸術家の作品に触れながら、それぞれの芸を磨いて頂きたいと思います。
こうして、公益社団法人、上方落語協会会館が出来上がり、いよいよ、次なる飛躍に向けて動き出した5月です。






